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毛深い体質を変えられるのか?

女性でも血液中に男性ホルモンが増加すると毛深くなります

女性の陰毛は通常逆三角形に生え、男性の陰毛はさらに臍に向かうピラミッド状に生えます。逆三角形の上辺より上の部分の発毛は男性ホルモンによって支配されていますので、男性ホルモンが増加すると、女性の陰毛もピラミッド状の男性型発毛を示します。

このように女性に男性型の発毛が認められた場合には、「多毛症」と呼び、治療の対象となり、原因の精査も必要となります。女性に見られる多毛症の原因としては、


 (1)血液中に男性ホルモンが増加する場合

 (2)男性ホルモンは正常だが、発毛をつかさどる毛のう組織が男性ホルモンに対して感受性が亢進している場合(特発性多毛症という)

 (3)男性ホルモン剤を含む薬剤の投与による二次的な場合

などがあります。


血液中の男性ホルモンは卵巣や副腎から産生されますので、男性ホルモンが増加する場合にはその原因として卵巣や副腎の病気などが考えられます。


一般に、女性に見られる多毛症の原因としては特発性多毛症と卵巣の病気である多のう胞性卵巣で全体のほぼ95%以上を占め、あとの疾患は比較的まれです。


しかし、まれに男性ホルモンが異常高値を示す場合には卵巣がんや副腎がんの可能性もありますで、多毛症を認める場合には医療機関を受診して、血液中の男性ホルモンを測定されることをおすすめします。


さて、特発性多毛症は血液中の男性ホルモンが正常で、月経異常烽ネく、多毛のみが認められます。一方、多のう胞性卵巣では男性ホルモンが軽度上昇し、多毛、月経異常、不妊症、肥満などが認められますので、相談者の場合、多毛症の原因として多のう胞性卵巣がもっとも疑われます


もし不妊で悩んでいるようでしたら、多毛症の治療より不妊治療を優先してください。未婚の場合や子どもを希望しないようでしたら、多毛症の治療を行ってください。


局所的な脱毛には電気凝固、脱毛クリーム、脱色法などがもちいられますが、全身的な多毛の治療としては薬剤投与が望ましいと思います。


薬剤としては低用量ピルとスピロノラクトンの併用をおすすめします。


低用量ピルは卵巣や副腎からの男性ホルモン産生を抑えて、多毛症を改善させます。スピロノラクトンは高血圧の治療にもちいられている安全なくすりで、治療量では血圧などには影響をおよぼしません。単独でもちいると不正出血がよく見られるため、低用量ピルと併用しながら毎日内服します。


いずれにしても発毛にはサイクルがあるので即効性は望めず、効果が認められるまでには数か月かかることを覚悟してください。


また基本的には多毛の体質は変えられませんが、その程度は10〜20歳代がピークで、年齢を経るにつれて改善する傾向にあります。


asahi.com健康より

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管理人 なお



なお
札幌市在住 B型 女です。

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